月経困難症とは主に生理痛のことを指します。
通常は、生理が始まってから2~3日目の出血量が増え、多くの人に生理痛があるといわれています。
症状が軽い場合は問題ありませんが、痛みがひどく日常生活に支障がある場合は受診してください。
症状
- 下腹部の痛み
- 腰痛
- 頭痛
- 発熱
- 嘔吐 など
月経困難症の種類
機能性月経困難症
大きな病気ではなくても、激しく痛むことを「機能性月経困難症」と呼びます。
子宮の入口が狭くて硬い、子宮後屈により血が排出されにくい、ホルモンバランスの崩れによる骨盤のうっ血、血行不良などが原因とれています。
器質性月経困難症
炎症が原因で他の臓器と癒着して痛みがあらわれることを「器質性月経困難症」と呼ばれ、治療が必要です。子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が潜んでいることもあります。
立ち上がれないほどの極度の痛みがあるときは、すぐに受診しましょう。