更年期障害について
イライラやめまい、
気分が落ち込んでいたりしませんか?
閉経をむかえる前後の期間を更年期といいます。
卵巣機能が衰え、女性ホルモン(エストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモン)が低下することで、イライラや不眠など更年期障害による下記の症状があらわれます。
エストロゲンが低下すると、それを増やすために脳視床下部が活性化、卵巣刺激ホルモンを大量分泌します。その結果、自律神経を司る脳下垂体が影響を受けて乱れが生じてしまうのです。また、シワやたるみといった表面上の変化もあり、余計に気分が落ち込んでしまうこともあるようです。
症状
- 生理不順
- イライラ
- 動悸
- 頭痛
- めまい
- ほてり
- 多汗
- むくみ
- 冷え
- 食欲不振
- 関節痛
- 不眠
- 敏感肌など
治療方法
漢方薬
様々な生薬を組み合わせて患者様の症状に合わせて処方します。漢方薬は、女性特有の症状に優れた効果を発揮します。
ホルモン補充療法
不足したエストロゲンを直接補充する方法です。副作用の心配はなく、症状を改善することができる根本的かつ有効な治療方法で、更年期障害の症状をやわらげる以外に、骨粗しょう症や血中脂肪増加に対しても効果があります。